「◯丸マッサージって…真面目なやつなんです。〜チェンマイ修行ラストDAY〜」

ついにこの日が来てしまった
チェンマイ修行、ラストDAY!
14日間という長いようであっという間の旅の中で、
3人の先生からカルサイネイザンの技術・理論・知識をしっかり学び、
自分自身も2回の施術体験を通して、身体と感覚の奥深さを体で実感しました。
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◆全部、つながってる
今回、強く感じたのはこれです。
「身体に備わるすべてのものは、繋がり、影響し合っている」
どこか一ヶ所に小さな変化が起きれば、
まるで静かな水面に波紋が広がるように、全体がじわりと変わっていく。
人の身体って、ほんとに不思議で繊細。
そしてその分、ものすごく素直だなぁと感じました。
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◆“ジャップカサイ”は、ちょっとエッチなんかじゃなくて、かなり真剣。
今回学んだカルサイネイザンの中には、
日本ではちょっと聞き慣れないワード——「ジャップカサイ(睾丸周辺部のマッサージ)」も含まれています。
名前だけ聞くと「え?そっち系?」なんて勘違いされそうですが、
ぜんっぜん違います。
これは男性の身体に本来備わった機能を取り戻すための、きわめて真剣な施術。
身体の状態や生活習慣、心理的な背景までを多角的に観察し、
なぜ不調が出ているのか?どこからアプローチするか?を探っていく…
一種の“人体パズル”のようでもあり、深くて面白い世界でした。
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◆歴史も、想いも、ちゃんとつながってた
施術の技術だけでなく、
チネイザンやカルサイネイザンの歴史的背景もしっかり学ぶことができました。
昔の人たちの知恵と工夫。
そしてその知恵に、現代の感覚や理論を加えながら、
この技術は次の世代へと脈々と受け継がれているんですね。
今回の3人のレジェンド達も30年以上の施術歴を持つセラピスト。
先人の知恵を学び、自分の「技」を創りあげている。
そして、次へとバトンタッチするために活動している。
SHINKAもその一部に少しだけ触れられたようで、なんだかじんわりうれしかったです。
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◆心強かった同行者と、チェンマイ満喫の巻
今回の旅、英語もタイ語もほぼ話せない私がここまで学びきれたのは、
何を隠そう、かずみ先生のおかげです。
講習中もずっとサポートしてくれて、
合間にはチェンマイの街歩きやカフェめぐり、買い物まで満喫!
タイ料理も思っていたよりずっと食べやすくて、
「辛いの苦手なんです…」なんて言ってた自分が、
気づけば「これ、うまっ」と普通におかわりしてました(笑)
ちなみに持ってきていた日本のカップラーメン、
結局食べるタイミングを逃してしまって、
お世話になった宿の娘さんにプレゼント。喜んでくれてよかった〜!
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◆また戻ってくる、その日まで
今回の旅で得たものは、
技術や知識だけじゃなく、“触れることの意味”と“施術者としての姿勢”。
でも、これはまだ入り口に過ぎません。
もっと深く学びたい、もっと感じたい。
そう思わせてくれる内容だったからこそ——
またチェンマイに戻って来ようと思っています。
今度はさらに進化した自分で、もっと多くを吸収できるように。
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◆最後にひとこと
身体は、何も言わないようでいて、
実はたくさんのことを語ってくれているんだと知りました。
その声を、ちゃんと聞ける自分でいたい。
そして、そっと手を添えて、解きほぐせる自分でありたい。
チェンマイでの経験を、
日本に帰って、ひとつずつ“自分の施術”として形にしていきます。
お腹も、睾丸も、人生も。
大切に、まじめに、でもちょっと楽しく触れていきますね。