人生2度目の海外、チェンマイで揉まれる手技の旅

気づけばもう50代…汗
「やりたいことは 今 やらなきゃ!」
そう、わたし、人生2度目の海外研修に来てます
行き先はタイのチェンマイ。
リゾートでもバカンスでもなく、ガチの技術研修です。
えぇ、遊びではありません。(ちょっとは楽しむけど)

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第1回目の海外は10年前、バリ島でした
あの頃は、まさに“人生どん底フェーズ”。
「サロン立ち上げました!」と勢いだけで始めたものの、
まぁ、壁にぶち当たりまくるわけです。でかいやつ。
寝ても覚めても不安、未来は見えず、胃はキリキリ。
「このまま行ったら倒れるかも」と本気で思ってた頃。
マジでしんどかった〜
そんな時、縁あってバリ島でシロダーラの研修を受けに行きました。
「現実からちょっと離れたい」って気持ちもあったんでしょうね。(こっちが本音)
でも、不思議なもので、
海外って、それだけで心がふわっと軽くなる瞬間があるんです。
空港でパスポート出すときのあの感じとか(←とにかく笑顔で乗り切った笑)
バリの空気、におい、文化、出会った仲間たちに助けられながら、
あの「出口の見えないトンネル」から、ちゃんと抜け出すことができました。
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そして、今回。10年ぶりの“挑戦”
チェンマイに行こうと決めた理由。
正直、日本でも学べる技術はたくさんあるし、
オンライン講座だって今は充実してるし、
わざわざ言葉も通じない海外まで行かなくても…ずっとそう、思ってました。
でも、施術を重ねるうちに、どうしても湧いてくる“疑問”や“違和感”。
• この触れ方、本当にベストなのかな?
• この反応の裏には、何があるんだろう?
• 自分の手の感覚、まだ伸びしろあるんじゃないか?
そんな小さな問いが積もり積もって、ある日ふと思ったんです。
「だったら、自分の目と手で、確かめに行こう」と。
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チェンマイ初日、まだ体も心も“日本モード”
チェンマイに着いた初日。
景色はのんびり、空気はぬるっと湿ってて、
「南国来たなぁ…」とぼんやり思いながら、まだ体も心も順応できていません。
• 時間の流れは日本よりちょっとゆっくり
• 人の歩くスピードも、なんとなく緩い (←バイクのスピードはめちゃはやい 笑)
• 大阪で見た看板と同じ物がある(←なぜかこれが一番動揺)


“違う”ということを受け入れるには、ちょっと時間がかかりそうです。
でもその「慣れてない感」が、なんだか懐かしい。
あの頃の自分に、ちょっと戻る感じ。
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2週間後、自分はどんな顔で帰ってくるのか
今回の研修では、チネイザンやジャップカサイ、伝統的な施術を改めて学び直します。
理論だけじゃなく、「感覚」や「空気ごと」吸収するつもりです。
…が、正直、2週間後にどうなっているかはわかりません。
身体バキバキで帰国してるかもしれないし、
なぜかタイ語で夢を見てるかもしれない。(そんな余裕はないけどね。。。)
でも一つだけ確かなのは、
「今よりちょっとでも、いいセラピストになって帰ってくる」ということ。
自分の手で、もっと深く触れられるように。
目の前のお客様に、今より少しでも大きな安心を届けられるように。
そんな思いを胸に、しっかり学んできます。
タイの神を手に携えて戻ってくるよー
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引き続き、旅のレポートをお楽しみに。
(…街中のいい香と複雑な匂いの混在に慣れてくるのか。。。)
