【チネイザンの深みに触れて】

〜ピジェム先生ワークショップ体験記〜
5月14日〜17日の4日間、伝説のチネイザンマスター、ピジェム先生のワークショップに参加してきました。
MEGURIKAで人気の「男性機能回復コース」では、チネイザン(お腹の施術)とジャップカサイ(生殖器周辺の施術)を組み合わせて提供していますが、その柱ともいえるチネイザンを、今回は本場のレジェンドから学べるという、願ってもないチャンスでした。
これまでも何人かの先生や講座で学んできましたが…やっぱりレジェンドは別格。
触れ方、間、在り方、すべてが“深い”。
チネイザンは、「病は気から」という言葉そのものの施術。
お腹にたまった“未消化の感情”を解き放つことで、身体に現れていた不調がゆるみ、解放されていくプロセスなんです。
感情の解放って、何か劇的な体験?と思いきや、ゲップやあくび、涙、ため息…
そうやって身体が勝手に反応して、出してくれる。
その現象のリアルさを、今回のワークショップであらためて実感しました。
しかもラッキーなことに、ピジェム先生の施術を直接体験できたんです。
これが、もう…なんというか。
言葉にできないけど、でもどうしても言葉にしたい(笑)
体の奥底から、何かがグワーッと湧き上がってくる。
イメージで言うなら、マヨネーズのチューブを絞り出すように、下からググググ…って押し出されて、それがドーンと胸にこみ上げてくる感覚。
でも、スピリチュアルな何かってわけでもなくて、もっと「身体そのものの反応」みたいな。
私自身、特に泣く理由があったわけじゃないのに、気づいたら涙と鼻水が止まらなくて。
あれは完全に「身体が勝手に出してくれた」って感じ。
施術後、ふと「男性はこれ、どうなるんだろう?」って思ったんです。
ゲップ?あくび?涙?ため息?…
そうやって、自分でも気づかないうちにたまったものが、出ていくんだなって。
思い返すと、施術を終えたお客様が深〜いため息をつく場面、実はずっと不思議に思ってたんですよね。
「マッサージ後って元気になるものじゃないの?」って。
でも、チネイザンを学んでわかりました。あの深いため息は、「身体が不要な感情を吐き出している」っていうサインだったんだ、と。
そのあとにお茶を飲んで、ふっとやわらいだ顔で帰られるお客様を見て、「あぁ、私もそんな施術ができるようになってきてるのかも」と感じて、ちょっと嬉しくなりました。
やっぱり、何より大事なのは「自分が体感してみること」ですね。
改めて、ため込んだ感情って本当に身体に影響してる。
特に男性機能やEDなどは、“心の問題が9割”と言われるほど。
気持ちがほぐれたときに、身体の変化が現れるというのは、まさにこういうことなんだと腑に落ちました。
このワークショップで、またひとつ自分の進むべき方向がクリアに見えた気がします。
タイでのさらなる修行に向けて、最高の準備期間となりました。
「男性が求める癒し」って、筋肉をほぐすことだけじゃない。
心や感情をそっとゆるめてあげることの大切さを、あらためて感じた4日間でした。
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